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君たちはどう生きるか

2023.08.18

どうもTです。

実写で宮崎駿氏が出てきて、
「お前らこんな年寄りが作る内容もわからない映画を見に来てる場合か、他にやることはないのか」
みたいな説教をされる映画だったらどうしよう?とおそるおそる見に行ったのですが、
結果、いつもの感じのやつでした。
20年前、紫のロボットを見に行ったらなんか実写混じりで説教されたでござる、
という経験があって、
同じように警戒していた方も多いのではないでしょうか。

さて、前回も前々回もこのブログの担当が回ってきたのが5~6月だったためホタルの話をしました。
これを続けていくと数年後にはみんな具体的な内容を忘れているので
コピペで無限ループできるようになるはず、というのを狙っていたのですが、
わが社に新入社員が増えたことでサイクルがずれ季節外れになってしまいました。うれしい誤算です。
なので別の話題で、
「火垂るの墓」の話をさせてください。

子供が主人公であるため感情的に反戦メッセージが伝わりやすく、
かつてはこの時期によくテレビ放送されていました。
この作品が実話ベースであることをご存じの方も多いと思います。
映画は節子に続いてお兄ちゃんの清太も力尽きるところで終わるのですが、
現実のお兄ちゃんは生き残っていて、自分の体験を元に小説「火垂るの墓」を書いて直木賞を受賞します。
それを知った時には、節子は助けられなかったけどお兄ちゃんは生き延びて立派になったのだなと、
救われたような気持ちになりました。

最後に、
唐突に良さげな話をして終わらせにかかりますが、
この時期は、数十年前に日本に起きた大きな節目についての話題が多いです。
また、仕事を離れて長めの休みを取りやすいタイミングですし、
久しぶりに旧友や親族と会って長く忘れていた記憶が蘇る事もあると思います。
少し立ち止まって自らを問い直すいい機会なのではないでしょうか。
君たちはどう生きるか。